御嶽山の溶岩流が造った奇岩 巌立峡

10月2日、巌立峡へ行ってきた。
鯱城OBハイキング部の企画。
御嶽山噴火の影響で、催行が危ぶまれたが、なんとか実施できた。
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御嶽山の様子を気にしながら、チャーターバスは中央道をひた走る。
中津川インンターを出て、41号線を小坂へ向かう。

小坂からは狭い林道をさらに登って、巌立公園へ到着。

公園の案内所には噴火のために登山禁止の案内板が。
ここ自体は、噴火口の西17kmで、噴火の影響は全くないそうた。
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早速、公園の係員からガイドをしていただく。
今まさに噴火している御嶽山の様子と、この地との関わりを熱心に話しておられた。
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公園の目の前には厳しい絶壁がそびえている。
この絶壁がまさに「巌立」だ。
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太古の昔(5万4千年前)に御嶽山が噴火した時、溶岩流が17km離れたここまで流れてきた。
この絶壁はその時出来たものとか。
高さ70m強の断崖が形成されている。

今まさに噴火している御嶽山。そして目の前にそびえる太古の昔の溶岩流の台地。
とても不思議な感覚に襲われてしまった。



溶岩流の絶壁を目の前に、いつもの準備体操。

そして、出発。
すがすがしい緑の美しい渓流を歩く。
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しばらく歩くと、滝見橋へ。
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滝の脇には階段で出来た遊歩道が整備されている。
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このコースの名所の一つ。三の滝。
三段の滝になっているのだが、全部は一緒に写せない。
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ここの滝つぼは素晴らしい色だ。いわゆる典型的なエメラルドグリーン。
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近くに、不動明王の像が祀ってあった。
まだ新しそうだから、最近祀られたものだろう。
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その近くに「円空座禅岩」の看板があるのだが、どれがその座禅岩か判然としない。
確かに、この辺りに円空さんが出没しても不思議ではないのだが…。
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そろそろ、登り道が急に厳しくなってきた。
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山道に入るとすぐに珍しい看板があった。
「種落としマット」と銘打ってある。
ここから先の生態系を守るため、靴の泥をしっかりと落としてから進め、ということ。
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こう云う「種落としマット」なるものがあることを、今回初めて知った。

すると、すぐに「一合目」の表示。
そうか、ここが御嶽登山の出発点なのだ。
いまどき、一合目からきちんと御嶽山を登る人はあまり居ないだろうなと思いながら通り過ぎた。
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しばらく登って行くと平たい台地に出る。
ここが溶岩流のてっぺんだ。
左右は切り立った崖になっているが、それに気づかなければ平坦な林道にしか見えない。
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溶岩流のてっぺん、溶岩台地をず~と歩くと、「どんびき平」と云う湿地帯に出る。
この辺りは中崎台湿原と云うそうで、溶岩台地に湿原が存在すること自体、不思議だな~と思った。
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それはともかく、シラカバが水面に映える景色は素晴らしかった。

ここで昼食。
いつもの様に、みそ汁が出されたり、様々な持ち寄りの惣菜が回ってきたりして、嬉しくもあり、楽しいひと時だ。
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ランチを済まして、午後のウォーク。
すぐに現れるのが「しもべり橋」。
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途中に、滝つぼだけが残っているところがあった。
この滝つぼを作った滝はどこへ行ってしまったのだろう。不思議な思いで見つめていた。
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そして、午後のビッグイベント、「あかがねとよ」と「からたに滝」へ到着。
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あかがねとよ。
不思議な形の滝だ。落差14mの斜め滝。
斜面が赤く苔むしていたので、このように呼ばれるようになったとか。
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すぐそばに流れ落ちる、「からたに滝」。
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この滝口にある柱状節理が素晴らしく印象的だ。
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滝口から登ってくると、倒木の樹皮が目に留まる。
自然の技だろうが、きれいに樹皮を剥がしつつある。
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公園案内所まで全員無事帰還。

そして、次のお楽しみは「温泉」。

「ひめしゃがの湯」という炭酸泉で疲れを癒す。
と云うより、風呂上がりのビールで疲れを癒す。
至福のひと時であった。

センターの前に炭酸水を飲める施設があった。
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ちょっと飲んでみたが、苦いのと不思議な味が混ざり込んでいて、とても飲めたものではなかった。



再び、中央高速をひた走り、名古屋へ帰着。
そして、いつものように有志が集まって食事会(宴会)。

御嶽山の被災者を思うと胸が痛いが、正直、それはそれとして楽しい一日だった。









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